思考の遊園地回廊 #10

命ばっかり / 6年後に好きな人と仕事するわたし

256日目:each day I run because you run

出社が増えてブログを書く余裕がなくなってきた。

でも忙しさに身についた習慣をやめてしまったら元の木阿弥だと思うので、ジョギングも詩の朗読もできる範囲で継続している。

 

昨晩は7km走った。当初は7kmでも12kmでも涼しい顔で走っていたのだが、最近7km前後で辛くなってきた。勿論以前より速く走っているのもあるが、疲れだろうか?

同じ身長の友人が6:30くらいのペースを維持しながら12kmを走っているのを見ると、ラップ5分半で7kmというのはそれなりに高負荷だとは思うが、加減がわからないのと道の都合でしばらくはこのメニューで行こうと思う。

 

ナイトランは別に好きでも嫌いでもないが、同じことを気が遠くなるまで続けるというのは性に合っている。何かを行うときに意識的にやるとすぐ逃げてしまうというか、たとえば絵なんかもある一定のラインを越えたらそれは線を引くだけの作業だ。画面の訴求するまま、色を塗るだけの動作だ。自転車が好きなのも、まっすぐに走っていればいいからである。ダイエットがいつもうまくいかないのもここにあるのかもしれない。筋トレは能動的に回数を数えなければならないし、食事制限は能動的に栄養をコントロールする必要がある。意識的に物事をやるのがあまり得意でない私には、案外このジョギングというものも合っているのではと4週目にして思い始めた。

 

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最初は携帯も持たず短パンにTシャツ1枚で闇雲に走っていたが、友人や知人がこぞってランニングを始めたので私もアプリを導入した。数日間はiPhoneの重さが気になって仕方がなかったが、音楽を流すようになってからはそれも考えなくなった。ちなみに音楽はコンディションにかなり影響する。Poter Robinsonを聴きながら走るとタイムが異様に落ちる。逆に同じEDMでもZeddはほぼ影響しない。テンポの問題だろうか?

 

Zeddの『Clarity』は2012年リリース、Poterの『Worlds』は2014年作だ。この2年の間にEDMシーンに何か音楽的変化があったのか…私は2014年のリマスター版でZeddを知ったので、体感としては2014年の印象が強い。

ひとまず各々のリードトラックを見る。「Clarity」は128BPM。検索するとランニング用のMIXなどにも収録されている。一方、Poterの代表作「Sad Machine」は89BPM。アルバムの他の楽曲も、90、96…と100以下の数値が目立つ。

 

値をとったところ以下の図のようになった*1

 

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驚いたことに、ZeddはBPMがほとんど128で固定されている。道理でアルバムを通して聴いていても走りやすいわけだ。一方Poterはレンジ*2が51にも及ぶ。いや、5/10のSecret Sky明けで感極まってPoter以外聴けない身体になっていたとはいえ、これで走るのは愚の骨頂である。…踊るならまだしも。

 

 

ちなみにマイブームはピアノの音を聴くことなので、昨日はラヴェルを聴きながら走った。おどろおどろしいとこでちょっと怖くなった。選曲によるねこれ。ストラヴィンスキーもやってみたんだけどいまいちだったのよね。あと長い曲もよく迷うんだけど、この前Maxophoneを聴きながら走ったら具合悪くなったのでプログレはダメな気がする。

という所感でした。またね!

Maxophone

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music.apple.com

*1:Zedd『Clarity』は多数のバージョンが存在するため、すべてのバージョンに共通する10曲のみを選出した

*2:最大値と最小値の差