思考の遊園地回廊 #10

命ばっかり / 6年後に好きな人と仕事するわたし

697日目:覚書

かなり色々ありました。

VRはちょっと飽きちゃってあんまり触ってない。
今興味あるのは京都精華の授業で使われてるらしいJohn Bowersのヴィクトリアン・シンセ。

http://www.jmbowers.net/works/victorian.html

久々にここに書くので最初のブログからの現状報告をする。

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DAW使いこなすぞ♪
⇒使いこなせてないのにLive買いました。Cubaseはちょっと慣れた。

変拍子だいすきなだけじゃなくて打ち込めるタイプのオタクになるぞ♪
⇒むしろ打ち込むのダルいから先に普通の曲構成作れるようになったほうがいいと思う

・わたしもBFDでツインドラムしたい
⇒BFDはツインドラムすると落ちる。マジで。フリーズさせないとだしフリーズさせるとだるいしで現状クソゲー。気持ちわかるけど。。。

・一人前にVJできるようになりたい
⇒配信イベに3回ほど出ましたが正直疲れました。頑張ってください。リアルでもやりたいが素材製作がかなり骨折れるのとスイッチングが技術を要するのでわたしが自イベ以外で頑張ってやることではないと思う。あまり向いてない。

・家にある機材(パッド、音源、DJコントローラの類)をなんとかする
⇒引っ越しに伴い少しは日の目を見ました。コントローラーは買い替えた。

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まずまずの進捗なのではないでしょうか。いやー、頑張ったね。

ひとつ悟ったのはここに書きながら自己満で進めるより、誰かに教えを乞いに行ったり現場仕事したり展示やイベントなど恥ずかしい思いをする機会を増やすことのほうが結構有用かもしれないってこと。やっぱり進学したいよ!でも!コロナ!!!うむむ。ということで新たに目標を立てようと思います。

 

☆目標☆
VRカメラを映像制作に活かせるようになる
Blenderで1個作品完成させる
・絵くらいの解像度で編曲をできるようにする(画材のように手段の向き不向きを見極められるようにする)
・いちまん再生いきたいですね
・映像制作頑張る!映画撮る!
・美術史、哲学史フェミニズム、音楽の基礎教養を早急になんとかしろ

 

歌ウマになろうかなと思ったしいろんな人に耳が痛くなるレベルで言われてきたけど、やっぱりそこを頑張るより技術職ですよ僕は。どうにもならないことってあるし、たぶん頭脳とか職人芸のが強い。TALK LIKE BEATS聴いてたらtofubeatsが歌下手だからAutoTune必須って話をしてて(本当か!?!)ますますそう思った。

ていうか作曲に必要なのは第一に勉強ですよ。絵画が感覚論と才能で殴りに行くスポーツなら、音楽は少なくともトラックメイクにおいては知能戦だと思う。もちろん歌や楽器のうまさというチートスキルもあるが、それをもってしても根底にあるのは理論と楽曲分析の蓄積、そして別分野からの遡及がものをいうのだと思う。英語力と論文読めるリテラシー。数学力。プログラミングスキル。財力。

自分はたぶん逆立ちしても演奏家レベルの楽器演奏はムリで、歌は加工方法を覚えれば実用までいけそうだけど、望みがあるなら完全に別分野で育ったゆえの突飛なアイデアだと思う。そしてそれを生かすためにメソッドが要る。ハッタリの美術でどこまでいけるか試して限界点までは結構頑張ったと思うんだけど、なんかわたしのやりたいことコレジャナイ感がすごい。金儲けがしたくないんだと思う。あと裸になるのももう飽きた。人を傷つけすぎてしまうから。やり切ったし。

数年は籠ってもいいと思っていて、マハラージャンみたく実力と戦略を持ち合わせれば結構うまくいくのを見てると私に一番に足りないのは練習だと思う。作曲が一番できると思う。それも感覚的な方向の。できなくて落ち込みがちだけど金かければ解決することは多くて、実際昔に比べればほかの人と時間も年も違うかもしれないけどできることはかなり増えてきた。あと少しで中級者になれるんじゃないか?というか、曲がりなりにも作曲で5万ほどもらい、レコード会社から3万予算もらったりしてる人が初心者ですとか言ったらさすがに殴られそう。それに驕るのはマジでバカだから頑張らないとだけど。


憧れとかスキとかはいまでもあるけど、同じことやってもつまらないんだって、ようやくわかった。John Cageがお兄ちゃんと同じこと言ってた。私にしかできないことはなんだ?これYOASOBIの歌詞にあったな。自分の場合はミーハーさと、画力と、合成音声への愛着かなって思う。まあやってる人はいるんだけど…もっとミクです!という感じではなく、無化されたボコーダーとか、トークボックスみたいな声と、レトロなハウス・ミュージック。そこにニューウェーブ的なダサさをあえて含めずに、もっとロマンチックにしたいの。私だったらそう思う。かわいくなくちゃ意味がない。

キモいこともかっこいいし、わかりづらいことも尊敬するけど、前提がないままやったらどう足搔いてもそれはスノビズムでしかないのだろう。僕自身が信じられていないから。慎重さが必要で、大胆さは僕の長所だけど、いまやるべきはきっと狡猾なまでに手数を埋めていく作業なんだろうな。そしてそれこそが、わたしとあの人の間を埋める唯一の方法なんだと、今は思っている。

 

2019.09.09